アルミをファイバーレーザー溶接する時の注意点
ファイバーレーザー溶接は、一般的にはレーザー光が外に出ないよう配慮された部屋の中で、特殊な保護メガネを必ず装着して溶接を行うのが通常です。しかも高反射材であるアルミに対して溶接を行うと、当然ながらレーザー光が反射します。
これが、例えば筐体の外側に対して溶接を行う場合にはもしレーザー光が反射しても問題ありませんが、筐体の内側を溶接する場合には、反射したレーザー光が肌に当たったりするととても危険です。
こうしたトラブルを発生させないための対策としては、先に述べた環境と装備を整えることはもちろんですが、レーザー光を吸収し、反射面をシールドするものを設置します。こうすることでレーザー光の反射によるトラブルを回避することができます。
アルミ溶接板金.comでは、日々アルミ溶接を行っておりますので、作業レベルでのノウハウを蓄積し、安全かつスピーディーに、そして歪みの少ないアルミ溶接品をご提供することができます。アルミの溶接でお困りならいちどお声がけください。
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