アルミレーザー溶接加工品(サンプル)
このアルミレーザー溶接加工品は、アルミ溶接板金.comを運営するCrestPrecisionのファイバーレーザー溶接技術と仕上げ技術を皆様に知って頂くために設計・製作したサンプルです。まず八角形の形状を製作するために、当社ではCAD・CAMを用いて設計を行い、ファイバーレーザー加工機によるブランク加工を行った後、各部品をプレスブレーキで曲げ加工を行い、最終的にファイバーレーザー溶接機で溶接・組立を行いました。
アルミ溶接板金.comは上記のような一貫加工を通常業務で行っていますが、実は、溶接を伴うアルミ板金加工はハードルが高いものです。そのハードルとは大きく二つあり、まず一つ目はブランク加工です。多くの板金加工メーカーが持っているレーザー加工機はCO2レーザー加工機ですが、これは高反射材であるアルミの切断は得意ではなく、ファイバーレーザー加工機が必須とされています。その点、当社はファイバーレーザー切断機を保有しスムーズにブランク加工を行うことが可能です。そして2つ目は、言わずもがな、溶接です。特に今回のような1.0mm厚のアルミニウ板を歪みなく溶接するとなると、レーザー溶接機、その中でもファイバーレーザー溶接機が必要になりますが、これを保有し、かつ使いこなす板金加工メーカーもまだまだ少ないのが現状です。このように単純な構造・形状でも、溶接を伴うアルミ板金はどこでも加工できる訳ではないのです。
さらに今回は、レーザー加工を行った後に溶接部を仕上げております。TIG溶接を含め溶接部分の仕上げについては、アルミ溶接板金.comはお客様から高い評価を得ています。
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